4/12(土)〜13(日)矢口真里&稲葉貴子ファンクラブツアーin山梨(ライブ編)

チョッパー、ドラえもん

二部構成でした。第一部は普通に5曲。

ガタメキラ

矢口さん稲葉さんそれぞれの持ち歌から盛り上がり曲を1曲ずつ。さくら組のような丈の短い着物風衣装。稲村ケメ子ライブ衣装と同様に、このふたりの衣装も自分たちで買ってきたもの。衣装をスタッフが用意するのではなく自分たちで買いに行くところからも、ライブの「手作り感」が味わえてうれしい。
ガタメキラでの矢口さんの印象が薄い。稲葉さんばかり見てしまったというのが最大の理由だけれど、矢口さんがよく歌えていて違和感がなく曲に溶け込んでいたからかも。

恋の罠をしかけましょう(Funk The Peanuts

ふたりでディナーショー5回やってるだけあって息がぴったり。このふたりは正式にユニット組んで歌を歌ってほしい。今なら、たとえばMilky Wayのように、きら☆レボにおいて強引に稲葉さんと矢口さんのキャラを設定してCDを出すとか(笑)。

Magic of Love

この曲はハロプロの至宝。稲葉さんが太シスでこの曲にめぐり合えて本当によかった。

青いスポーツカーの男(青色7)

小湊さんの民謡風パートは稲葉さんがこぶし回し控えめで。以上で第一部終了。


第二部は、いわば「コスプレコント歌謡ショー」。ふたりは高校のコスプレ部の部員で、文化祭か何かで披露する演目を決めるためにあれこれ歌ってみるという設定。

my graduation(SPEED)

衣装はセーラー服。矢口さんが高3で稲葉さんが高2という設定。実際、稲葉さんの方が髪がストレートだったせいか若く見えました。また稲葉さんの方はお芝居風に(昭和歌謡シアター「東京」における謝恩会の回想シーンのような)見えましたが、矢口さんはハロモニ劇場のコント風味。

チュッ!夏パ〜ティ

セーラー服に、三人祭のピンクのかつらで。矢口さんはかわいかったけれど、やはり稲村ケメ子verには敵わないかな。圭ちゃんの「やりきり力」には負けます。


矢口さんが衝立の陰に隠れて衣装チェンジ。その間稲葉さんがトークでつなぐ。何か歌おうかという話になり「I LOVE NEW YORK CITY」という声が。「でもあれはアイ、ラブ、ニューヨークシティ、しか歌詞無いし・・・」と軽く笑いを取りつつ鼻歌風に歌う。実際あれは稲葉さんが歌っていたのではなくダンスで魅せる曲ですからね。


矢口さんがアニメ「ONE PIECE」のチョッパーの着ぐるみで登場。入れ替わりに稲葉さんが衣装チェンジのため衝立の陰に。矢口さんソロで、

そばにいるね(青山テルマ feat.SoulJa

歌の途中で衝立の陰から稲葉さんが、セーラー服のままで紺のハイソックスだけ片方脱いで手に持ったままあわてて飛び出してきて曲ストップ。「その衣装でこれかい?」という趣旨のツッコミ。「早く止めてほしかった。会場の空気が冷たくて。」と矢口さん。


稲葉さん衣装チェンジに戻り、再度矢口さんソロで映画版「ONE PIECE」の主題歌、

またね(DREAMS COME TRUE


稲葉さんが、「ボク、ドラえもんです」とあまり似ていないモノマネをしながらドラえもんの着ぐるみで登場。稲葉さんは小1のとき、小5のお兄さんと一緒に子どものど自慢大会か何かに出場し、大山のぶ代さんの前でドラえもんのうたを歌ったとのこと。稲葉さんはご両親がダンスをしていて、お父さんがドラえもんの歌に簡単な振付をしてくれて、それを踊りながら歌ったら1位になり、審査員の大山のぶ代さんがドラえもんの声で「ボクより大きな男の子とドラミより小さな女の子がとっても上手に歌ってくれました」と言われたとか。

ドラえもんのうた

お父さん直伝の振付を踊りながら、着ぐるみのポケットからタケコプターを取り出すなど完全なネタ曲。しかし歌は絶品。伸びやかで美しく真っ直ぐな歌声で、大杉久美子さんや堀江美都子さんなど昔のアニメ専業歌手を彷彿させます。今回のライブで僕が最も聴き惚れた曲です。


次の衣装はゴスロリ。稲葉さんが白黒、矢口さんが白。ふたりでアイドル曲を2曲。

愛が止まらない(Wink


ミニモニ。の衣装に着替え。矢口さんは自分の、稲葉さんはミカの衣装で、

ミニモニ。じゃんけんぴょん

矢口さんは自分の衣装が少し小さくなったとのこと(笑)。


最後にモーニング娘。さくら組の衣装に着替え、このライブ最後の曲。

さくら満開

稲葉さんのダンスが、この曲のオリジナルな振付なのにさくら組のダンスじゃなくて太陽とシスコムーンのダンスになっているような、あるいは稲葉さんの舞踏演劇になっているような感じ。同じ振付でも矢口さんが踊るとさくら組に見えるのが不思議。