劇団シニアグラフィティ第5回公演・昭和歌謡シアター「東京」

inabaatsuko2007-06-25

本編のお芝居の後に歌謡ショーがあります。柴田さんは「赤いフリージア」前田さんは「東京キリギリス」稲葉さんは「人知れず 胸を奏でる 夜の秋」石原さんは「淡墨桜」を歌います。
前に観た第1回公演「終着駅」のときも思ったのですが、前田さんの歌の迫力が素晴らしい。この200人に満たない会場は前田さんの歌にとって小さすぎます。石原さんの方がベテランですから演歌の技巧的な部分は上でしょうから、技の石原・力の前田、と言ったところでしょうか。
もちろん稲葉さんもよかったです。「人知れず〜」はオリジナルと稲葉さんのソロバージョンは全く違う曲に聴こえます。特にこの公演は歌の上手い人たちと一緒ですから、自然と気合も入るもの。稲葉さんは去年からハロー外の人とお仕事をする機会が増えて、歌もお芝居もダンスも得るものが多く良い刺激になっていることでしょう。


17日昼公演、歌謡ショーのトークで、父の日にちなんでお父さんの話題が出ました。柴田さん前田さんはお父さんにメールし、稲葉さんのお父さんはメールができないので電話をしたとのこと。その稲葉さんのお父さん、若い頃ダンスをなさっていたそうです。芸能の血が遺伝したのでしょうか。稲葉さんだけでなく稲葉さんのお父さんにも感謝しなければなりません。


昼公演終了後、夜の千秋楽までの待ち時間に稲葉さんに手紙を書きました。まずはハロプロコンサートソロ写真集にサインを頂いたこと(http://d.hatena.ne.jp/inabaatsuko/20070609)のお礼です。ハロショのバースディカード色紙(http://d.hatena.ne.jp/inabaatsuko/20070512)についてはバスツアーでお礼を言うことができましたので、写真集の方もお礼しておきたかったのです。そしてもちろんメインはお芝居のこと。特に稲葉さんが出来具合を気にしていた能見さんとのペアダンスのことに触れ、お芝居のセリフを借用して「僕もダンス好きの漁師になりたいです」などと勢い余って余計な事まで書いてしまいました(笑)
(能見さんが暴力団組織と縁を切り、ダンサーの夢よりも父親の後をついで漁師になる決意で島に戻り稲葉さんと対面するシーン
稲葉「戻ってきてくれたのね!」
能見「ダンス好きの漁師がいてもいいだろ!」
稲葉「ダンス好きの漁師の妻がいても、いいわよね!」)