10/21(土)「ファンの集い特別バージョン〜矢口真里編〜」@新木場スタジオコースト

ずっと仲間

1回目の公演に行って来ました。「12:45時間厳守集合」とのことでしたが、単に長蛇の入場列と周囲でたむろするヲタの群ができるだけでした。時間を「厳守」せずある程度のんびり出かけても問題なさそうでした。しかしあまりのんびり行くのも要注意。通常のコンサートと異なり身分証のチェックなどで時間がかかりますから、開演間際にヲタが殺到したらチェックが間に合わず開演が遅れてしまうこともあり得るでしょう。そういえば入場チケットには開演時刻が明記されていなかったのですが、これは明記してしまうと「要はその時刻までに行きゃいいんだろ」と思われてしまうことを避けるためなのでしょうか。いずれにしろ、もっと待ち時間の少ないスムーズな入場ができないものでしょうか。
さて、結局14:00に矢口さんの歌で開演となりました。


1.SEXY BOY〜そよ風に寄り添って〜
2.乙女 パスタに感動
3.恋ING
4.たんぽぽ
5.センチメンタル南向き
6.ザ☆ピ〜ス!
7.Never Forget
まずは矢口さんが踊っている姿に感動しました。モーニング脱退後、矢口さんの生歌を聴いたのはディナーショーだけなので、ステージで本格的に歌って踊る姿は久し振りです。そして巷で噂のおバカソング「SEXY BOY」は矢口さんに似合っているような気がします(笑)。しかしあの脱退が無かったら今もモーニング娘。としてこの曲を歌っていたかもしれないと思うと複雑な心境です。
タンポポ楽曲多めなのは、やはりタンポポへの思い入れの強さゆえでしょうか。「センチメンタル南向き」はリリース当時最高の萌え曲でしたが、今の矢口さんが歌うと違った趣になります。
「ピース」は「これをひとりで歌うことになるとは思わなかった(笑)」とのこと。確かにこれはハロコンなどで多人数でやるのを見慣れています。しかし矢口さんソロでも寂しさや物足りなさは感じませんでした。
Never Forget」、矢口さん曰く、これは卒業メンバーが歌う曲で、わたしは歌うことがないのかなと思っていた曲、けれど歌いたくて今までずっと暖めてきた曲、皆さんへのメッセージを込めた曲、歌うことができて夢が叶った、とのこと。この言葉にも、歌にも、涙が出そうになりました。
以上、歌は全7曲。ハロプロの「ファンの集い」としては多めの曲数で、だから公演タイトルに「特別バージョン」になっているとのことでした。しかし単に曲数が多いだけでなく、この公演は矢口さんが自分で作った卒コンなのかもしれません。「Never Forget」に込められた思いは、ずっと応援してくれているファンへの感謝の気持ち、これからも歌い続ける決意表明、そして「忘れないで わたしのこと」という歌詞は「バラエティタレントとしてではなく歌手としてのわたしを忘れないで」というメッセージに聞こえました。


トークは質問コーナーやクイズなど。質問は、開演前にヲタから取材したもの。まるで街頭インタビューのようにヲタがスクリーンに映し出される様は画期的かもしれません(笑)。
クイズは、矢口さんがスクリーンに映し出される漢字の読みと意味を答えるものが最高でした。
「土産」
(〜^◇^)<これはわかります!みやげ!旅先から友だちや家族に買ってくるその土地の名産品!
「探訪」
(〜^◇^)<たん・・・ほう?
「往生」
(〜^◇^)<住むに生きる?住む生き物!人間!
・・・「にんべん」と「ぎょうにんべん」の区別が付いていません(笑)
極めつけはこの問題です。
「風俗」
(〜^◇^)<え〜、わかんな〜い〜
女性芸人がネタとしてカマトトぶっている様子そのものです。解答は残念な方向に進むこと確定の悪寒です。そしてファイナルアンサー、
(〜^◇^)<ふうぞく!男性が大好きな場所!
「風俗」という言葉の本来の意味を聞かされて、
(〜^◇^)<あたしの知ってるあの「フーゾク」とは違うの???
だからあなたが知ってるあの「フーゾク」とはどんな「フーゾク」なんですか?(笑)
(〜^◇^)<よかった!変なこと言わないで!
いや、十分変なこと言ってますから!(笑)


実に楽しい集いでした。最後の握手会は参加客の人数の割には低速でした。粘ろうと思えばそれなりに粘れたようですが、僕は簡潔にステージの感想とお礼にとどめておきました。冗談トークはまたディナーショーで。
なお、次回ファンの集いは1/23、お誕生日スペシャルとして日本青年館で行うそうです。矢口さん、自分で卒コンやったと思ったら今度は自分で盛大なお誕生会もやっちゃうんですね(笑)。そんな矢口さんがますます大好きになりました。
(もちろん自分ひとりで企画できるわけもなく、矢口さんの意見が企画にどの程度反映されているのかわかりませんが、今回の集いの曲数増量や次回の開催時期や場所などの厚遇を考えると、それらが矢口さんの歌手活動本格復帰への兆しであればいいなと思います。)



「ずっと仲間」・・・仲間って言葉、嬉しく思います。