10/8(日)日本海タワー

日本海タワー

(前回の日記のつづき)
高崎から新幹線乗ったら新潟なんてあっという間ですね。鴻巣での一夜はいったい何だったのかと(泣)。なお、僕が利用した乗車券は「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」という「青春18きっぷ」と同様の普通列車限定きっぷなので、それで新幹線に乗れるとはある意味ラッキーでしたが、やはり夜行列車の旅を満喫したかったです。


さて、9時半頃新潟駅に着いたのですが実に中途半端な時間です。小春ちゃんの家に行ってお仏壇にお線香をあげて来るには厳しい時間です(笑)。グッズ列に並ぶには早過ぎます。観光しようにもコンサート会場からあまり離れたところに行けません。とりあえず駅ビルの喫茶店でモーニングカレーを食べてからバスに乗り、前日新潟駅周辺の地図を眺めていて目にとまった「日本海タワー」というところに行ってみました。





給水施設の上に建てられた回転式展望台です。1周約25分間、海抜63mの高さから市街地やその彼方に連なる山々、日本海佐渡島まで見渡せるとのこと。しかしあいにくの空模様です。厚い雲から落ちてくる大きな雨滴が強風にあおられて真横からやって来たかと思えば、雲が切れてきれいな青空が望めるひとときもありました。





海は大荒れのようでした。佐渡島はほとんど見えません。タワー内にいては風の音も波の音も聞こえてきませんが、見ているだけで迫力が伝わってきます。思えば僕が幼い頃から慣れしたんだ海は穏やかな内湾で、この日本海に比べたら水たまりのようなものです。この日がとりわけ悪天候だったとはいえ、荒れた日本海を眺めていると自然の厳しさ、海の怖さが本当は海辺を歩いてみたかったのですが、これでは高波にさらわれてしまいそうです。漁船なら転覆、タンカーなら座礁してしまうような荒れ模様です。また機会があれば、今度は天候が穏やかなときに海辺に行って、日本海の水に触れてみたり漂着物を物色したりしてみたいです。


再びバスに乗って新潟駅に戻り、シャトルバスに乗り換えてコンサート会場に向かいました。