5/4昼夜・5/5昼夜、松浦亜弥コンサート@中野サンプラザ

松浦亜弥

前回宇都宮のレポが途中のまま中野2days4公演観覧してきました。前回の日記(http://d.hatena.ne.jp/inabaatsuko/20060421)では生演奏コーナーの「ね〜え?」「LOVE涙色」「初めて唇を重ねた夜」まで書きました。今回はその続きを、昨日今日を振り返りながら。


「ずっと好きでいいですか」
この曲はリリース時には大人しい曲が続いていましたので(風信子、青春宣誓、渡良瀬橋)やや食傷ぎみな感じであまり良い印象がなかったのですが、このコンサートの生演奏コーナーにおいてマイナスイメージが完全に払拭されました。いや生演奏だからというわけではなく松浦さんの歌唱力によって曲に新たな生命が宿った気がします。


渡良瀬橋
以前はCメロで少し力を入れた歌い方でしたが、生演奏の叙情に合わせて力の歌唱から技の歌唱に変化しています。


以上生演奏コーナーでした。つづいてカントリーが出てきてMC。みうなが大人気ですが、4日の夜はみうなワールド炸裂でした。「わたし、目を閉じると宇宙が見えるんです!」
ピアノとストリングスのお姉さんたちの紹介もあります。チェロの森谷佳奈さんへの声援が、この4公演で徐々に大きくなってきました。


「気がつけばあなた」
ここから起立観覧です。通常のカラオケ伴奏に生演奏が加わります。いつかはギターやドラムも生で、ロックバンド形式で聴いてみたい曲です。


「ドッキドキLOVEメール」
これもカラオケ+生演奏で。ピアノはステージ中央、ストリングスのお姉さんたちはステージセットの左右に2人ずつ分かれて立ちます。あややは最初ステージ中央、1番のサビで左の第1・第2バイオリンのお姉さんたちの前、2番のサビでは右のヴィオラ、チェロのお姉さんの前、間奏部でピアノのお姉さんのところに戻って来ます。そんなふうに演奏者とコミュニケーションを取りながら歌う様子は、曲自体の多幸感と相まってとても心温まる光景です。


「ナビが壊れた王子様」「絶対解ける問題」
ピアノ、ストリングスにかわってカントリー登場。あややコンの盛り上がりには欠かせない曲。5日夜公演の「絶対解ける問題」では、あややが途中ステージから消え、カントリーが歌って繋ぎ、しばらくしてあややが腰を押さえて出てきました。背中か腰でも痛めたのかと心配になりましたが、近くで見た人のレポによると背中のチャックがずり落ちるというハプニングとのことでした。


「砂を噛むように・・・NAMIDA」
本編ラストの曲。再びカラオケ+生演奏で。最後のフレーズは静寂の間をたっぷり取り、歌声が空に吸い込まれていくように終わります。拍手のタイミングを遅らせてでも余韻に浸りたいひとときです。


アンコール1「笑顔に涙」
カントリーと一緒にアンコールの定番曲。これで終われば従来のあややコンですが、このコンサートは最後の最後まで一味違います。


アンコール2「トロピカ〜ル恋して〜る」
ピアノ、ストリングスも加わり、ところどころカントリーとあややが交互に歌います。こんなに楽しくて満ち足りてハッピーなエンディングはありません。今までの全てのハロプロ関係のコンサートの中で最高かもしれません。


以上でコンサレポを終わります。この2days4公演、FCチケが取れた段階では多過ぎたかなと思いましたが、初日の様子を聞き、宇都宮に行って自分の目と耳で確かめたら4つ取れて正解だったと確信しました。しかしこのツアーは、かりに1公演だけだったとしても十分な満足を得られたと思います。また座席は、前の方に越したことはないですがどこの席でも楽しめます。生演奏コーナーなどは目をつむって聴いていてもいいぐらいです。ひとりでも多くの人に見てほしいコンサートです。ヲタのみならず一般の人にも自信を持ってオススメします。