11/13(日)夜、柴田あゆみ・稲葉貴子ディナーショー(その1・セットリストネタバレ編)

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座席は最前Cテーブルでした。しかしながら3列目、フロアの端。前の稲葉さん圭ちゃんディナーショー(http://d.hatena.ne.jp/inabaatsuko/20050504#p2)の座席には敵いませんが、欲を言えばキリがありません。稲葉さんを2回とも最前テーブルで見られることに感謝です。
同じテーブルの僕以外の皆さんは柴田さん推し。おそらく他のテーブルも同じような状況でしょう。フロアを見渡してみると、稲葉さん圭ちゃんアヤカさんバスツアーで見覚えのある人が2〜3人いましたが、圧倒的多数の参加者が柴田さん目当てであることは間違いありません。
そうなると心配なのはセットリストです。矢口さん大谷さんのときは、矢口さんのソロ8曲に対し大谷さんは2曲で、完全なゲスト扱いでした。(http://d.hatena.ne.jp/inabaatsuko/20050804#p1)人気の点で考えれば稲葉さんもゲスト扱いでおかしくはありません。しかし今回は柴田さんと稲葉さんのソロは3曲ずつでバランスのとれたセットでした。


01.告白記念日(柴田・稲葉)
02.シャンパンの恋(柴田・稲葉)
03.Magic of Love(柴田・稲葉)
04.丸い太陽(稲葉)
05.沈黙(稲葉)
06.Everyday Everywhere(稲葉)
07.MI DA RA 摩天楼(柴田)
08.レモンタルト(柴田)
09.赤いフリージア(柴田)
10.イミテーション・ゴールド(柴田・稲葉)
11.三角関係(柴田・稲葉)
12.ENDLESS YOUTH(柴田・稲葉)
告白記念日。柴田さんいきなり歌詞を間違えていたような(笑)。緊張していたのか表情が少し硬かったかもしれません。
シャンパンの恋。サビにおける二人のハモりが素晴らしかったです。柴田さんの持ち歌ですから意地もあるでしょうが、意地というレベルを超えて柴田さんは稲葉さんと互角に歌えていました。しかし表情のつけ方では稲葉さんに一日の長がありました。
Magic of Love。この曲は稲葉さんのソロもいいですけど、複数の人が歌うのもまた楽しい曲です。そして間奏部のフェイクで稲葉さんの本領発揮です。圧倒的な声量を見せつけてくれます。
丸い太陽。冬の曲なので歌う時期か限られるためか、今まで稲葉さんがゲスト出演したあややコン、ごっちんコンでも歌われたことがありません。僕は太陽とシスコムーンT&Cボンバーのステージを見たことがありませんので、この曲を生で聴くのは初めてです。これから冬に向かうこの時期に歌うにはぴったりの曲です。
沈黙。太シスのアルバム曲です。これは太シス・T&C時代にもコンサートで歌われたことがないそうで、今日一番のレア曲です。生演奏が実によく合います。
Everyday Everywhere。稲葉さんがソロで歌うこの曲は、何度聴いても背筋がゾクゾクするような感覚に襲われます。太シスの曲ですが、今やすっかり稲葉さんの曲になりました。Magic of Loveはメロンがレビューコンでカバーしたり、丸い太陽はカントリーがシングルのカップリングでカバーしていますが、この曲はもう誰もカバーできない、稲葉さんしか歌えない曲です。
ここで少々端折りますが、続く柴田さんのソロ3曲。柴田さんは歌が上手くなったなあと思わせられました。しかし、初ディナーショーの緊張からか、歌詞を間違えたり、レモンタルトのときの客席巡回では最初ほとんど観客の顔を見ずにどんどん歩き、歩くペース配分を間違えているかのように見えました。またちょっと照れたような困ったような表情を浮かべたりして初々しくかわいかったです。
イミテーション・ゴールド。山口百恵さんのカバーです。MCで、稲葉さんにとっては懐かしい曲、柴田さんにとっては新しい曲、という感想を持ったと話していました。僕にとっては当然懐かしい曲です。
三角関係。ALL FOR ONEのカップリングです。この曲は絶対歌うだろうと楽しみにしていたのですが、もうこれまでのセットリストが素晴らしくて、この曲の存在がかすんでしまいます。
ENDLESS YOUTH。メロンコンのラストに歌われる曲ですので、メロン推しの人にとっては思い入れのある曲でしょう。僕も2/19のメロンレビューコンにおけるENDLESS YOUTHのヲタ大合唱や斉藤さんの涙はとても思い出に残っています。しかし、今日ここまで二人の歌を聴いていたら違和感なく耳に入ってきました。
それはおそらく今日の柴田さんが「メロン記念日柴田あゆみ」ではなく「ソロの柴田あゆみ」として、そして「ゲスト」ではなく対等な「共演者」の稲葉さんに負けないように頑張ろうとしていたからかもしれません。その姿勢がメロンの他のメンバーの欠落感や稲葉さんの異物感を消して、この曲に新たな生命を吹き込んだからかもしれません。


次の日記(ポラ・握手・雑感編)へつづく。