保田も入ってるんですけど・・・

inabaatsuko2005-07-01

僕は十代の若者相手の仕事をしておりますが、僕が職場に常備している加護ちゃんうちわを見つけた中3の女子が、「加護ちゃん好きなんですか?」と聞いてきました。ここで変にごまかしたり取り繕ったりしたらかえってキモイとかサイテーとか言われるのがオチですので、「はい好きですよ!」と堂々と答えました。彼女はほんの少し、所謂引いたような素振りも見せたのですが、僕の答え方があまりにもスカッと爽やかだったからでしょうか、僕のことをキモいオタクなどとは思わず、幅広い教養を備えた健全な大人の、ちょっとお茶目な一面として受け取ってくれたようです。
すると彼女は「うちにいろいろあるんですけど、要りますか?」と切り出してきましたので、僕は「加護ちゃんグッズですか?処分するというなら引き取りますよ!」と答えました。
後日、彼女はA4のクリアファイルに娘。グッズをはさんで持ってきてくれました。中に入っていたのは、矢口下敷き、ミニモニ。下敷き、トレカ10数枚、ポッキーのシール数枚でした。全て2001年前後の、おそらくモーニング娘。グッズが最も世に出回っていた頃のものです。彼女は当時小学生。モーニング娘。ミニモニ。が好きで、ささやかなお小遣い買い集めたものなのでしょう。それを思うと感慨深いものがあります。
彼女は申し訳なさそうに、
「あの、加護ちゃんほとんどなかったんですけど。シールとか使っちゃってました。」
「ああ、いいよいいよ。」
さらに申し訳なさそうに、
「保田も入ってるんですけど・・・」
「い、いや、全然かまわないよ。」
・・・圭ちゃん、小学生女子の間でも、そういう扱いだったんですね(涙)。