シャッフルユニット

稲葉貴子

稲葉貴子さんが抜擢されたことに対しては大きな期待が持てました。各ユニットの顔ぶれにも納得です。ユニット名にも期待が持てました。しかし蓋を開けてみると、大いに期待はずれの面もありました。


セクシーオトナジャンは、衣装も曲もユニット名のようにセクシーでオトナジャンな感じです。それを中学生が頑張っています。しかしプリプリピンクは、衣装だけがプリプリなピンクで、曲調はあまりにも無難です。あれでは稲葉さんのいいところが全く生かされません。歌もダンスも見せ場がありません。稲葉さんに限らず、それなりに歌える人が集まっているのですから、せめてソロパートが欲しいところです。


さらに言えば、子どもが大人の歌を頑張っているのですから、大人はその逆を行くべきです。せっかく衣装がプリプリなのだから、曲もプリプリで行くべきです。三人祭のような曲で、世間から失笑を買うぐらいの勢いが欲しい。最初は失笑でも、この4人の実力を持ってすれば、失笑は賞賛に変わるはずです。かつてLOVEマシーンにおいて、それまでモーニングにはなかった珍妙なダンスとユニークな曲を、立派にやり切ったからこそカッコイイと認知されたように。


そうなると、セクシーオトナジャンもまだまだ甘いですね。タンポポの「motto」のように、中学生にアハンアハン言わせるぐらいは必要です。当然、M字開脚もアリです。かつての「8時だよ!全員集合」のように、PTAからクレームが来るぐらい世間を挑発すべきです。


・・・だんだん妄想の世界に入ってしまいましたので、このへんで止めておきます(笑)。