4/17(土)群馬娘。コン夜

矢口真里

職場から駆けつけました。新幹線の車中で本来ならビールでも飲んでるところですが、ずっと仕事してました。会場に着くといきなり帰宅拒否症の運命さんとあやおた君にお会いしました。運命さんはかなりの期間ヒゲをそっていないようでした。運命さんが帰宅拒否症なのは、家がダンボールで出来ているからではないかと思いました(笑)。
開演時刻間際にホール内2階席に入ると、今度はいきなり八王子さんに捕獲されました。八王子さんは既にテンションを上げて気合十分。八王子さん、まちゃさんと一緒に6席使って3連番となりました。
始まりました。まずはメンバーが整列して吉澤さんからの挨拶。矢口さんの脱退報告です。メンバー全員が頭を下げます。見たくない光景です。
1曲目、マンパワー、2曲目、浪漫。スペースが広かったので振りコピに夢中でした。そして3曲目、独占欲。冒頭、細かくソロパートが分かれ、昔のハロモニ。の「ラストフレーズを歌っちゃダメ」のコーナーのように、並んだメンバーがひとりずつ前に出て一言ずつ歌います。ここで改めて矢口がいないという事実を突きつけられたような、念を押されたような気がして、涙が出てきました。
なんとか気を取り直して、今目の前にいるメンバーに集中しようと、とりあえず亀井さんに注目しました。吉澤さんのリーダーとしての振る舞い、ミキティの迫力、ちょっと頼もしく見えた愛ちゃん、ふるさとを歌うガキさんなど、みんなの頑張っている姿がありました。みんな、矢口が抜けてダメになったと言われないように、矢口さんの分まで頑張ろうと必死だったのでしょう。
でも、残されたメンバーはどんな気持ちだったのだろう。冒頭の挨拶で吉澤さんは、
「矢口さんが、自分からモーニング娘。を辞めると決めたことは、誰にも説明できることじゃないかも知れないけど、矢口さんとずっと一緒にやってきた、私達メンバーにはとても理解できると思います。」
と言っていましたが、本当に理解できているのだろうか。
「ファンの皆さんの中には納得できない方もいるとは思いますが、私達メンバーは、やぐっつぁんらしい、潔い決断だなと思いました。」
潔いと言うべきなんだろうか。確かに納得できません。
終演後、普通に追い出しのBGMが流れて、普通にPPPHヲタ芸で反応する観客。ここは矢口コールでもすべきところではないのか。そう言う僕も、職場に戻るため急ぎ足で会場を後にしてしまったのですが。
僕は、矢口さんのいない現実をこの目で見て、それを受け入れようと思っていました。この日のコンサートを見て、矢口さんが急にいなくなっても素晴らしいステージを務め上げたモーニング娘。を見て安心したし、これからも応援して行こうと思いました。しかし、矢口さんの急な脱退と、それを報告する吉澤さんの挨拶(の台本)には納得が行かないままです。