卒業の実感

飯田圭織

たとえば部活を引退し、暇になった放課後。部室に顔を出してみる。おそらく気心の知れた後輩達は笑顔で迎えてくれるでしょう。しかし、自分が在籍していたときとは違う空気が支配する空間に、自分が引退したことを、あらためて実感させられる瞬間。
新体制の下、後輩達は次の目標に向けて活動を始めています。何かアドバイスをすることはできる。いや、アドバイスをすることしかできない。それがちょっとさみしくもあり、一方自分は自分の道を進まなきゃと決意を新たにする瞬間。


飯田さんは、卒業後に初めて新体制モーニング娘。を見たときに何を思うのでしょうか。「飯田圭織のいないモーニング娘。」を見て、あらためて自身の卒業を実感するのかもしれません。


僕も、飯田さんのいないモーニング娘。をこの目で見るまでは、飯田さんが卒業したという実感が湧いてきそうにありません。