続・かおりん握手会

飯田圭織

さて入場。さきほど買い物をしたハロショ店内スペースが、商品をディスプレイするパネルやケースが取り払われ更地になっていて、前方に教壇のようなステージができていました。ヲタの群集がステージ前に突進して混乱するのを避けるためか、まず30人程度、その後も段階的に入場させたようです。自分は第一弾入場組の最後のほうだったので、ダッシュしつつも結局センター位置で3列目。「後ろの方がステージ見えなくなってしまいますので」との係員の支持により、ヲタ全員床に体育座りさせらました。どこかで見たことがあるような光景、爆音での「涙が止まらない放課後〜揺れる放課後ver.〜」です(笑)。誰も揺れてませんでしたけど。


司会進行役の女性の方から、撮影録音行為は禁止云々のお決まりの諸注意を受けつつ30分近く待たされた後、ヲタの歓声に包まれてやっと飯田さんが登場しました。しかし不思議なことに自分はあまりテンションが上がりません。普通、テレビを通してしか見ることのできない芸能人を街角で見かけたら、その非日常性に感興をそそられるものですが、今回の飯田さんの場合は、物理的にも心理的にもあまりにも身近すぎて、日常的な知り合いに会って、「やあ、久し振り!元気?」って声をかけたくなるような、そんな感じでした。


インタビュー形式のトークが始まりました。印象に残ったトークはふたつ。
ひとつは今年の抱負。ゆっくりマイペースで、飯田圭織にしかできない歌と絵をやっていきたいとのこと。
もうひとつは、卒コンについて。卒業コンサートは、ハローのコンサートなので、モーニングの卒業生やハローのみんながいてくれることがうれしいとのこと。


ひとつめについては、飯田圭織にしかできない歌、ということで、飯田さん自身、今後の音楽の方向性というか、どんな歌を歌って行きたいのか興味深いところです。絵のほうも楽しみです。CDジャケットとか衣装のデザインとかいろいろ可能性が広がります。でも本当はやはり歌っている飯田さんが一番ですけど。寡作でいいですから、いい曲を歌ってほしい。
ふたつめは、ヲタにはあまり評判のよくないハロコンでの卒業ですが、飯田さんとしてはモーニングの卒業生が一緒にいることがうれしいということですから、卒業生と一緒にモーコーとか愛の種とか歌ってほしいです。ただ、そうなると今回はなっちの不在がより浮き彫りにされてしまいそうで難しいところです。


つづく。