10/23(土)夜・あやや和光

松浦亜弥2004-10-24

今日の会場は、このツアーで最も小さい部類に入ります。僕は前回の代々木SPで激しく感動しましたが、それが一過性の代々木マジックだったのか、あややの進化の証明だったのかを早く確認したかったんです。それも小さい会場で確認したかったので、今回は理想的な環境でした。
1曲目、青春宣誓。代々木の1回目以降、この曲はライブで聴くたび聴くたびに今回が最高!と思える曲です。そして今回、最高でした!代々木マジックは続いていました。いや、マジックではなくてもう本当の実力ですね。
最初の4曲が終わってからのMCです。


はあ、何の話するってね、
地震だよ、気付いた人!?
(ヲタ:はーい!)
やっぱりね〜そうだよね〜、なんかスタッフさんとか、
歩いたりしてたら気付かないとか言うの。
まあ私は気付いてしまったんですけど、
新潟心配だよね、そうだよね、
でもここからね、この会場から、
みんなでパワー送ろうね!


さあ、私は落ち着いた。
そういう気持ちが大事よ、ね。
あのー、大丈夫だ、もう揺れないと思う。
大丈夫だよ。なんて言うのかな、あのー、
(赤ちゃん:エーーーーン)
(赤ちゃんをあやすように)ね〜泣いちゃったよね〜、
ごめんねぇごめんね、大丈夫!
あのねえ大丈夫だよ!
わ・た・し・が、止めたから!
本番前に、心の中でお願いしといたから。大丈夫だからね。


まあそんなことは、忘れてとは言わないが、
今日はこのライブを、楽しもうではないか〜!
(ヲタ:オーーーイ!)
楽しむ気はありますか!?
(ヲタ:オーーーイ!)
(疑わしげを装って)ほんとにあるぅ?
(ヲタ:オーーィ!)
もう1回!あ・り・ま・す・か〜!!!
(ヲタ:オーーーーイ!

大きな地震があり、その動揺からかMCの前半はあまり滑らかなトークではありませんでしたが、後半の「ほんとにあるぅ?」のところ、客を煽るような挑発するような姿勢は、あややというより「亜弥様」になっていました(笑)。
曲はどれも素晴らしく、歌い方に工夫をこらしていました。「トロ恋」のセリフ部分「嫌いとか、そんなんじゃなくて、好きだよ、好きだけど〜」の、「好きだけど〜」のところ、思いっきり能天気に浮かれモードで、コントを見ているようでした(笑)。「ね〜え」も、歌詞に(泣)とか(怒)とかついてる部分はかなりコミカルにデフォルメして歌っていました。一方「風信子」は実に爽やかで力強く、クセがなくカラッとした歌い方が好印象でした。
あややコン名物、歌詞間違えや歌詞飛ばしもありましたが、照れ笑いの表情など浮かべることなく毅然としていました。「歌詞間違えたらわたしを助けてね〜」と言っていた4月のあややではありませんでした。亜弥様の気合充実でした。
ラスト2曲前のMCより。

ラストスパート、ついてきてね〜!
(ヲタ:オーーイ!)
ノンノンノン、ついてきてね〜!!
(ヲタ:オーーーイ!
みんな、歌うよ〜!!!、
I Know!!!

僕の最も好きな曲のひとつであり、あややコンの定番、「I know」です。亜弥様は途中のコール&レスポンスのところ、ヲタのレスポンスに不満の表情を見せて煽ります。そして続くラスト曲の「夏男」では、「グッバイボーイ」のところで更に煽ります。

「もっともっと歌って〜!」
「そんなもんなの〜!?」

曲自体のテンションと亜弥様の煽りで、もう何がなんだかわからない狂乱の躁状態です。亜弥様の気迫が、この曲をメロンの「This is 運命」に並ぶキラーチューンに育て上げましたね。
アンコールでのMCより。

ほんとにほんとに、わたしは身体全体で、
楽しんだぞ〜!っていうパワーを発しているので、
届いていないはずはないんですが、
わたしが楽しい〜って思ったのは、
みんなが、みんなが楽しんでくれてたからだと思います。
どうもありがとう!明日もがんばるね!!
本当に楽しかったです。代々木より楽しかったかもしれない。今日は前橋で、涙が止まらないさゆみんの新曲も聴きたかったんですけど、あややを選んで本当によかったです。