10/21(日)夜、矢口真里・稲葉貴子カジュアルディナーショー(握手編)

握手の際に話す内容を事前には考えていませんでした。実際にショーを見て、MCの中で使えそうなネタがあれば拾ってみたり、特になければ歌の感想やお礼が言えればいいと思うようになりました。少し大人になりました(笑)。
よって今回矢口さんには、MCでアニメソング集のCDを出したいと言っていたので、それが実現するといいですねと伝えました。あとは矢口さんがディナーショーにふさわしくない曲(笑)と言っていた隣のトトロが楽しかったことと、ライブ全体に対するお礼を言いました。
稲葉さんには、今まで何度も聴いてきたEveryday Everywhereが最高に素晴らしかったことを伝え、これからも素敵な歌を聴かせてくださいと伝えました。


話は前後しますが矢口さんとの握手と会話が終わり稲葉さんの方に振り向いた時のこと。いつもは僕から先に挨拶の言葉を発していたのですが、今回は稲葉さんの方から待ってましたと言わんばかりのタイミングで「いつもありがとうございますぅ〜」と言ってくれました。これはちょっと嬉しかったですね。まるで「とさかさんにお会いしてご挨拶できるのを楽しみに待っていたんですよ」と言われているような気がして(照笑)。


また稲葉さんの発した「いつも」という言葉は嬉しい言葉でした。その「いつも」は接客マニュアル用語のように「いつも」ではない客に対しても、あるいは初めての客に対してさえ使われる形骸化した空虚な言葉ではありません。その稲葉さんの「いつも」は、顔見知りの常連客に対して用いられる、今までの記憶の伴った「いつも」、だからこその感謝の気持ちの伴った「いつも」です。稲葉さんの表情を見ればわかります。
そして「いつも」が付くほど今年の稲葉さんもいろいろなお仕事をしてきて、まさに走馬灯のように(これも形骸化した言葉ですね(笑)。一度実物の「走馬灯」を見てみたいです)バスツアーや数々のお芝居のことが思い出され、稲葉さんに活躍の場があり、その場に「いつも」居合わせることができた幸せを感じました。
来年も「いつもありがとうございます」と言ってもらえるような、また僕からも言えるような、「いつも」がいつまでも続くような未来であれ、と願うばかりです。