9/23(土)夜、矢口真里・稲葉貴子カジュアルディナーショー(セットリスト編)

矢口真里

申し込みが往復ハガキからweb申し込みに代わってから、座席番号はメールで通知されるようになりました。番号表記も従来のA-1とかB-2といったテーブルと席番の組み合わせではなく通し番号です。今回メールで通知された座席は1番でした。メールを受け取った時点でテンション↓↓です。これはA-1にあたります。通常のコンサートホールでA列1番なら、端ですけど最前列でしょう。しかしこのディナーショー会場でAテーブルの1番というのは、さいたまスーパーアリーナでは500LVに相当します(泣)。僕は稲葉さんのディナーショーでは3回連続Cテーブル(最前テーブル)でしたが、その後はFテーブル、今回のAテーブルと席運に恵まれません。小春ちゃんのことばかり考えて暮らしているバチが当たっているのでしょうか。


1.矢口・稲葉「幸せですか」(セクシー8)
2.稲葉「YES!しあわせ」(T&Cボンバー) 客席巡回
3.稲葉「Be Cool Down」(太陽とシスコムーン
4.稲葉「忘れないで」(DREAMS COME TRUE
5.矢口「恋の花」(安倍なつみ
6.矢口「君をのせて」(井上あずみ「天空の城 ラピュタ」のエンディングテーマ)
7.矢口「世界中の誰よりきっと」(中山美穂WANDS) 客席巡回
8.矢口・稲葉「夏の終りのハーモニー」(井上陽水&安全地帯)
9.矢口・稲葉「人知れず 胸を奏でる 夜の秋」(プリプリピンク
「幸せですか」。ディナーショーやファンクラブイベントでしか歌う機会のないこのふたりは果たして幸せなのだろうかと考えさせられました。
ところが2曲目、そのアンサーソングとして「YES!しあわせ」です。確かに歌う機会は限られているけれど、今この瞬間はしあわせなのです。歌っている稲葉さんも聴いている観客もみんなしあわせです。CDを出したりコンサートツアーに行ったり1万人の前で歌うだけがしあわせではないのです。
「Be Cool Down」。まさに1万人の前で歌うより80人の前で歌うのがふさわしい曲です。稲葉さんは座って歌いました。
「忘れないで」。僕にとっては聴き覚えがあるようなないようなという曲でしたが、聴いてみると確かにドリカム節ですね。稲葉さんに合ってると思いました。
「恋の花」。昼公演では早口の歌詞にカミカミ状態で、歌い終えてから相当凹んだとのこと。しかしこの公演ではしっかり歌えていました。
「君をのせて」。矢口さんが「地球は回る君をのせて、って歌詞、すごくないですか?」と力説していました。人間は日常生活において地球が回っているなんてことは実感できません。知識として知っているに過ぎません。おそらく幼い日の矢口さんはこの曲を聴いて初めて地球が回っているという知識に出会い、その様子をイメージし、そのスケールの大きさに衝撃を受けたのかもしれません。
世界中の誰よりきっと」。途中で歌詞を忘れ、ラララ・・・で繋いだのはご愛嬌。
せっかくふたりで歌うのだからハモリ曲をということで「夏の終りのハーモニー」。古い曲ですけどここにいる皆さんはきっと知ってるんじゃないかと、と稲葉さんのMC。観客をおっさん呼ばわりも同然です。実際そんな感じの客席ではありますが(笑)。稲葉さんの歌が何といっても素晴らしい。実はソロ3曲は稲葉さんにしては抑え気味(「Be Cool Down」はもともと静かな曲ですが)な気がしていましたが、ここにきて本領発揮です。矢口さんも負けていません。少しハモリで不安定な部分がありましたが、きっと次の公演では修正できることでしょう。ちなみに稲葉さんが井上陽水、矢口さんが玉置浩二のパートでした。
人知れず 胸を奏でる 夜の秋」。矢口さんはついこの間までじゃんけんぴょんとか歌っていたような気がするので感慨深いものがあります。稲葉さんの間奏部のフェイクは美しくて完璧です。まるでCDでも聴いているかのようでした。