2/18(土)昼、ハロ☆プロオンステージ

「後藤あゆみ」

稲葉さん柴田さんのディナーショー以来、密かに柴田さんのことが気になっています。なので今日は柴田さんに会えることが楽しみでした。
しかし今日は斉藤さんが大活躍でした。出番はもちろん柴田さんの方が多いのですが、斉藤さんに力ずくで引き戻されました。劇中で斉藤さんはセクシー路線を大爆走しているのですが、斉藤さんはセクシーを過剰に演出すればするほど、結果的に「セクシーのパロディ」のようなものを体現してしまいます。特に今回のようなコミカルなお芝居では、明るく無邪気にセクシーを演じることによって逆にセクシーから遠ざかり、斉藤さんがとてもかわいらしく思えてしまいます。僕はそんな斉藤さんが大好きだということを再認識させられました。
柴田さんは役柄にぴったりはまっていて、役名が「後藤あゆみ」だったり後藤さんの歌を歌ったりした以外は、代役な感じはせず立派に主役を務めていました。ただ喉の調子が悪そうで、声が出ずに歌詞が飛んでしまうようなシーンがあり心配でした。
もうひとりの主役なっちは、芝居でも歌でも安定感があり、貫禄を見せつけてくれました。僕の席は2階F列で、ハコ自体が小さいとはいえステージまでそれなりの距離があります。ところがなっちのライブでは不思議な感覚を味わいました。それは「歌が届いてくる」感覚です。キャッチボールにたとえれば、劇中歌において出演者の皆さんが投げるボールは僕のところまで届きません。ところがなっちのラスト「空 LIFE GOES ON」では、なっちの投げたボールが僕のかまえたグローブにスーっと飛び込んでくるような感じがしました。あるいはなっちの差し出した指先と僕の差し出した指先が、赤い糸とは言いませんが(笑)、1本の糸で結ばれたような感じです。さいばらさん(id:Saibara)だったらこれをどう表現するだろう?なんて思いながら、なっちとひとつになれた至福のときを味わいました。


↓斉藤さんのネタバレ画像