保田圭・稲葉貴子・アヤカと行く日帰りバス旅行

稲葉貴子

前夜、早く寝るつもりが稲葉さんに手紙を書いていたら寝るのが4時半になってしまいました。おまけに寝過ごすといけないプレッシャーと気持ちの昂ぶりで熟睡できず、起床予定時刻より30分早く6時半に目が覚めました。皆様にご心配をおかけした体調は大丈夫そうです。


集合場所の鍛冶橋駐車場に行ってみると、バス11台が並んでいます。当初の予定では定員200名のところ、結局440名(460名という説もあり)になったそうです。何人かのヲタもだちとご挨拶してバスに乗り込みました。相席は初対面のアヤカ推し、Sさん。気さくないい方でした。「でも本当のイチ推しは違うんですよ。当ててみて下さい。目立たない人です。」と言われ「あさみですか?」と即答して正解してしまいました。ちょっと申し訳ないような(笑)。実際あさみはシャイニングでほとんど歌ってないですし、Sさんによるとフットサルでもあまり出番がないようで。


そんな話やメロンレビューコンの話やハロプロ全般の話をしていたら、車窓から見える道路標示に流山とか柏の文字が見えます。行き先は「関東近郊牧場」ということで伏せられていたのですが、事前の噂ではマザー牧場説100%でした。あれ、マザー牧場行くのにこんなとこ通るのか?なんてのん気に考えていたら、バスは守谷SAでトイレ休憩。守谷ってどこ?茨城県?バスを降りて他号車のヲタもだちに聞いたら、行き先は「ポティロンの森」というところだそうで。他号車ではネタバレされている中、僕の乗った8号車添乗員の里香ちゃんは最後までネタバレ回避を貫き通してくれました。


バスが目的地に到着しました。降車は3台ずつ、圭ちゃん、稲葉さん、アヤカさんが各バスについて、出てくるヲタにパンフレットを手渡します。誰が当たるのかドキドキです。座席から立ち上がったとき、アヤカさんの姿が見えました。僕は軽く肩を落として出口に向かい、降りてみるとまさかの大逆転、そこにいるのは稲葉さんでした。僕は気持ちの高まりを抑えてさわやかに「よろしくお願いします!」と挨拶をして稲葉さんからパンフレットを受け取りました。幸先の良いスタートです。


まずはカレーです。飯盒炊爨場に行き、所定のテーブルに着きました。僕のテーブルは、僕とSさんとあと3人。4つのテーブルでひとつの班をつくり、火おこし担当、炊飯担当、サラダ盛り付け担当は2テーブルです。僕のテーブルはサラダ担当でした。圭ちゃん稲葉さんアヤカさんは、会場中央でカレーの大鍋をかき回しています。参加者は作業の合間に、いや作業を放ったらかしてでも中央の3人にがっつくことができる状況でしたが、皆真面目に作業に取り組んでいます。3人を取り巻いている人数は、440人中のせいぜい20人程度でしたし、席に戻ってくださいというスタッフの指示にも素直に従っていました。一部傍若無人な必死系の人達もいましたが、全体的に大人の集まりでした。


参加者が席に戻ると、今度は3人が参加者の作業の進捗状況をチェックするため、分担して各テーブルを回ります。僕のテーブルは稲葉さん担当になりました。結局圭ちゃん、アヤカさんも近くに来てくれました。いや、「近く」と言うよりも「そば」です。そばで見る3人は小さくてキレイで華奢で、特にアヤカさんの腰周りの細いこと、キューティーハニーかと思いました(笑)。


ご飯が炊けると、また3人が先程と同じ分担で各テーブルを回って、参加者ひとりひとりにカレーをよそってくれます。ご飯をお皿に盛り、稲葉さんが回ってくるのを待つ間、僕は大人気なく稲葉さんに何かアピールすることを考えました。僕はヲタ名刺を持っていました。

これをさりげなくテーブルの上に出しておこうと思いましたが、あまりにさりげなくて面白くありません。そこで名刺を二つ折りにして稲葉さんの画像を表にして、ご飯に挿すという暴挙に出てみました。稲葉さんが僕のテーブルにやって来ました。稲葉さんはそれを見て、
稲葉さん「何これ〜!?、あたしささってるやん〜(笑)!」
とさか「お子様ランチの日の丸の旗みたいな感じで・・・」
稲葉さん「ウケる〜!こ〜いうの好きやわ〜!」
と言いながら、カレーをよそってくれました。思えば大変失礼なことをしてしまったかもしれませんが、大変喜んで頂けたようで、素晴らしいリアクションが帰ってきました。もう、思い残すことはありません(笑)。



つづく。