12/12夜渋公ザ☆メロンショー

メロン記念日

2ndアルバムで新曲が7曲あったのに、その中で歌ったのは3曲。遠慮・さあ恋・運命の3連コンボや赤フリは外せないとしても、もう少しシングル曲削ってもよかったのでは。あ、河野伸推しとしてはデインジャーも外せませんが。
ところがアルバム新曲の3曲は、自分としては今ひとつ。あまり言葉が届いてこないような感じ。事前にアルバムしっかり聴き込んでおけばもっと印象違ったかも。今日家を出る前にあわてて開封して1回聴いただけだったのが悔やまれる。
クリスマスにちなんだ2曲に関しては、ちょっと複雑な心境。様々な感慨が去来して、歌唱自体に意識を集中させることができず。
誕生花MCは一部ヲタの絶叫がうるさい。人が話をしているときは静かに聴け。


以上、ネガティブなことをまず吐き出してみましたが、全体としてはとても楽しめました。席は2階後方でしたが、2階席も隅々まで熱く、ステージと客席の一体感を感じられるライブでした。僕は最近、PPPHでメンバーの名前を叫ぶことは控えめにしているのですが、さあ恋や運命に限っては、腹の底から叫ばずにはいられません。爆音で痛めた足がまだ痛いのですが、ジャンプせずにはいられません。
そして、実はメロンコンで最も楽しみなのは、アンコール時のMCです。メロンは、単独ライブができるようになる前の、いわば下積みの期間が長く、以後も
モーニング、あややごっちんなどと比べれば単独公演数は圧倒的に少ない状況です。ですからメンバーは皆、単独ライブができること、ステージに立てることの喜びや感謝の気持ちを非常に強く持っていて、それがMCから伝わってきます。話自体もなかなか面白く、互いにツッコミを入れたりフォローを入れたりしながら進むMCには、モーニングの台本MCでは得られない楽しさがあります。
特に今日は、大谷さんがとてもいい話をしているときに、となりの柴田さんが大谷さんの衣装のチャックが開いていることを指摘し、場内はどよめきと爆笑、恥ずかしさに膝から崩れ落ちる大谷さん、立ち直ったところで、去年も開いてたよね、と駄目押しをする柴田さん、それに対して開き直って毎年恒例、と切り返す大谷さん、とても楽しいひとときでした。
最後に、斉藤さんの番が来ました。遠くて表情はわかりませんでしたが、第一声から涙声。ヲタならその涙の意味がわかります。去年のこの時期、同じ渋谷公会堂で、斉藤さんは腰の状態が非常に悪く、満足にステージを務めあげることができませんでした。その悔しさをバネに、1年間頑張ってまた同じステージに立つことができたわけです。それを思うと僕も涙が出てきます。
斉藤さんが涙で言葉に詰まると、ヲタのひとみコールが起こります。それだけならどのコンサートでも見られる光景ですが、そんなときにもメロンのチームワークが発揮されます。ヲタのひとみコールの中、斉藤さんが涙をこらえて話ができる態勢を整えると、大谷さんが人差し指を口元に当て、話始まるから静かに聴こうよ、というジェスチャーをしました。また、ここはひとみコールで盛り上げよう、というときには柴田さんが、それを促すようなジェスチャーをしました。たいしたことではないかもしれませんが、僕はその光景にまた涙したのでした。