W(ダブルユー)

W2004-06-03

Wのアルバム、僕の無人島に持って行きたいCDの1枚です。現在うちではミニコンポ、外ではポータブルMDプレーヤーで、オートリピート状態です。所詮はカバーアルバムだと高を括っていました。FOLK SONGSみたいなもんだろうと。1回聴いて、ま、こんなもんか、って感じかなと。ところが寝る間を惜しんでこんなに繰り返して聴くことになろうとは・・・。
このアルバムの素晴らしさの理由を考えて見ますと、
・全曲、デュエット曲であること : 二人組が歌うには二人組のために作られた曲を歌うのが一番自然なわけで。
・ハモっていること : 当たり前なんですけどね(笑)。でもずっとモーニングはユニゾンばっかりって感じですから、初期モーニングや初期タンポポのような世界に飢えておりましたので。
・原曲のアレンジにわりと忠実 : 収録曲全ての原曲を知っているわけではないんですが、おそらくどれも原曲に忠実な感じで作ってありそうです。カバー曲って、カバーされるぐらいだから名曲だったり大ヒット曲だったりして、原曲のイメージが鮮烈ですから、うまくやらないと原曲の単なる矮小化です。奇をてらってもかえって失敗に終わること多いと思います。
・歌の上手さ : アレンジが原曲に近いと、問われるのは歌い手の力量ですね。歌、上手いと思います。ベッツイ&クリスの曲とか、歌い方がオリジナルに似てたりもするのですが、単なるモノマネではなく自分たちの歌い方として消化されてると思います。
・勢い : 確かハロプロワイドのムラ田さんの話によると、レコーディングずいぶん早く終わったとか。いい意味であまり考えることなく、集中して取り組んだことでしょう。勢いが感じられますね。二人で新ユニット組んで初アルバムだし、いろんなタイプの曲歌えるし、気合も入るというものです。


きっと歌っている本人たちはとても楽しんでいると思います。ハモれるし(笑)。ハモリって楽しいですよね。僕もよく友人とハモリましたよ、「待つわ」とか「Give Me Up」とか。大の男ふたりで(笑)。