ソニンコレクション

EE JUMP2004-03-18

1.LOVE IS ENERGY!
2.HELLO! 新しい私
この2曲はPV初めて観ました。これから明るい未来が拓けていきそうな、夢に向かって歩きはじめるような、そんな曲と映像です。
3.WINTER〜寒い季節の物語〜
4.カレーライスの女
「WINTER〜」ではユウキの新聞記事、「カレーライス」では、ピーコとモモゾウのご出演&あややを想起させる歌詞など、自虐ネタが散見されます。(一番の自虐ネタは、本作品には収録されていない「青春のSUNRISE」でのユウキ切腹シーンでしょうか)
5.津軽海峡の女
ビルの屋上でバンド演奏のシーン、1980年に「帰ってこいよ」が大ヒットした松村和子を想起させるような衣装を着た荒波の背景を合成したシーン、タコ型すべりだいのある公園のシーンの3つから成り立っています。屋上シーンは東京をイメージさせるためかバックに東京タワーがそびえ立っています。東京=東京タワーというのはあまりにもコテコテで、直球ど真ん中過ぎて、思わず見逃し三振してしまいそうです。荒波のシーンは、よく考えてみるとあまりにもシュールです。公園のシーンは女優・ソニンを感じさせます。情感のこもった熱演です。ただ、まるで海中にいるかのような水泡が上がっていくのが見えます。最後にはソニンが口をタコのようにして水泡を吐きました。タコすべりだいをバックにして。この曲って全編ギャグなのでしょうか?
6.東京ミッドナイトロンリネス
武富士ダンサーズとわざと見せてる吊り下げワイヤー、チープさを狙ってます。ひとりカラオケボックス、ひとり盛り上がり、寂しいです。最後にボックス内に忘れられそうになる薄汚いぬいぐるみ、悲しいです。あややはピーコとモモゾウとかアヤンキーとかきれいな色したマスコットなのにソニンのぬいぐるみは泥水色。自虐色あふれる作品です。
7.合コン後のファミレスにて
歌詞は平凡な女子の日常なのに、映像はなぜ反戦フォーク集会なんでしょう?


ふざけたことばかり書きましたが、全編通して観ると、なんか切なくなってきました。そういえば未収録の3曲はどれもとても明るい曲なんですよねえ。