9/10(土)昼、春日部HPP

ハロプロパーティーはもともとヲタ受けがあまり良くないコンサートです。あやや推しの人はあややの単独コンを見たいし、メロン推しの人もW推しの人も同様でしょう。当然、それぞれのソロ演目は限られてしまいます。合同演目は、製作側としては「この新鮮な顔ぶれでこのヒット曲が蘇る」といった趣旨で企画するのでしょうが、その曲とオリジナルの演者との関係性、物語性を大切にしていますので、「なぜこのメンバーでこの曲を?」と疑問符がつくばかりです。


ところが僕がもしも、普段コンサートに行かない、行きたくてもなかなか行けない地方のライトなファンだとしたら、「こんな田舎に来てくれて感激、しかも3組も!これはひとつ、コンサートに行ってみようかな」と思うかもしれません。そして合同演目では「お、モー娘。の曲だ、懐かしいなあ」「いろんなグループのいろんな曲が聴けて楽しかったなあ」「最後にみんなで歌った曲って誰の曲?松浦亜弥?ふうん、いい曲だなあ」なんて感想を持つと思います。HPPは新規のファン掘り起こし企画なのかもしれません。


さて、実際の僕はライトなファンではなく、濃いヲタの部類に入ると思います。単独コンが見たいです。しかし僕はDDでもあるので、合同コンにはある程度お得感も感じます。春のHPPとセットリストがほぼ一緒、という点も、それを承知の上で、春コンを複数参戦していると思えばそれなりに楽しめます。とにかくコンサートが始まったら、ステージ上の演者にガッついて楽しむだけです。


さらに今回、DDにとって嬉しかったのは、サプライズゲストの℃-uteです。思いっきりショートverでしたけど下記の4曲をやってくれました。
「行くZYX!FLY HIGH」(ZYX
FIRST KISS」(あぁ!)
「幸せビーム!好き好きビーム!」(ハッピー7)
手を握って歩きたい」(後藤真希
村上さんのダンスは素晴らしいです。特に持ち歌であったZYXの曲を踊る村上さん、梅田さん、矢島さんを見ていると涙が出そうになりました。


ただ、℃-uteの出演についてはokabowさん(id:okabow)が日記で「本当にファンのためを思っているのなら、われわれみたいに興味の薄いところへサプライズでぶつけるんじゃなくて、ちゃんと告知して℃-uteヲタたちに見せてあげればいいのに。」「7人がステージで歌う姿を夢見ていたであろう、真のファン達がちょっとかわいそう。」と書かれていました。同感です。僕も、もし今後僕が参戦しない公演で稲葉さんが出たらと思うと居ても立ってもいられません。


11(日)は、℃-uteはパシフックヘブンのイベントがあるので出演できないとして、他に誰かシークレットゲストが来るのでしょうか。シークレットゲストの出演は常態化するのでしょうか。楽しみが増えるのはいいことかもしれませんが、ゲスト有無や人選が楽しみとなるようなコンサートはちょっとさびしいですね。やはり、それぞれの単独コンサートで、それぞれの曲やパフォーマンスを満喫したいものです。