5/3夜、保田圭・稲葉貴子ディナーショー(セットリストネタバレ有)

昨日は写真絡みの話しか書いてませんでしたので、今日はライブのことを。
レストランでの観客80名のライブです。僕の席は下の図のC-18。ステージ最前テーブルのひとつです。しかも稲葉さんサイド。さらに前の客が欠席して見通し最良というあり得ない程の幸運に恵まれました。

1曲目「抱いてHOLD ON ME!」。いきなり鳥肌ものです。どんなに音響設備に優れたコンサートホールよりも歌声がクリアに聴こえます。心臓が鷲掴みにされたような衝撃です。呼吸困難に陥りそうです。小さなステージですので振り付けは控えめで大きなアクションは無いけれど、稲葉さんの動きには表情が感じられます。全身で歌を表現しています。
2曲目「Memory 青春の光」。稲葉さんの高音ハモリは、圭ちゃんの主旋律を圧倒する勢いです。明確な音の輪郭と力強さと艶のあるハモリです。
3曲目「Best Friend」。FOLK SONGSシリーズで圭ちゃんが歌っていたKiroroの曲です。この曲のとき、圭ちゃんと稲葉さんがテーブル間の通路を歩きながら歌います。僕は通路側の席でしたので、本当にすぐそばを通ります。僕が30センチ手を動かしたら、お尻触れちゃうぐらいの距離でした(笑)。間近で見た圭ちゃんの歌っている表情の美しさは今でも目に焼きついています。歌詞にある「みんなの笑顔に 何度助けられただろう ありがとう ありがとう Best Friend」のところは、卒業後2年間ほとんど歌の仕事がなくても圭ちゃんを応援してきたファンに向けられているかのようで、今思い返しても涙が出そうです。
トークを挟んで3曲ずつソロで歌います。まずは稲葉さんで4曲目、中山美穂の「世界中の誰よりきっと」。稲葉さんがOPDのオーディションを受けた頃の曲で、中山美穂はずっと憧れの存在だったそうです。
5曲目、太シスの「Magic of Love」。時に力強く、時にかわいらしく恋の喜びを高らかに歌い上げるJ-POP史上屈指の大傑作です。聴いたことのない方はぜひ聴いてみてください。無人島はもちろん、棺桶の中まで持って行きたい1曲です。もしこれを稲葉さんが僕だけのために歌ってくれたら、僕は心臓発作か脳溢血を起こして本当に棺桶に入ってしまうでしょう。
6曲目、「Everyday Everywhere」。マイク必要ないんじゃないかと思うほどの声量です。太シス時代はルルが担当していた高音フェイク部分も完璧にこなしています。世界中の歌姫が束になってかかっても敵いません。


つづく