10/30東京厚生年金ごっちん夜

後藤真希2004-10-30

ごっちんの歌は安定しているしダンスもすばらしい、観客はアツい。しかしそれらがデフォルト値になっているような気がしました。ごっちんごっちんで最初から素晴らしく、客は客で最初からアツく、両者が合わさった盛り上がりは、当たり前のもののようで、そんな当たり前のものを当たり前に見てきたような感じです。
和光あややコンでは、あややが客を煽って、客がそれに応えて、さらにあややが煽って客が応えて、というステージと客席のコミュニケーションによって盛り上がりが増幅されていきました。ごっちんコンにおいては、そんなコミュニケーションがなくても客が勝手に盛り上がっているような気がしました。
僕の隣と前に、ヲタ芸の限りを尽くしているような客がいて、「お前ら何しに来たんだ?ただ打ちたいだけじゃないのか?もっと歌を聴け!ごっちんを見ろ!」という光景を目の当たりにしたので、そんな風に思ってしまったのかもしれません。実際そういう客はどこに行ってもいますから、今日はたまたま席運が悪く、いろいろネガティブに考えてしまったということでしょうか。
最後に稲葉さんの話を。稲葉さんのソロは前回江戸川で見たときよりも一段と素晴らしかった、と言うかマジヤバいっす。何なんですかあの声量は!