夏秋コンTシャツ2004-10-08

火曜日に、仕事上の知人である高校1年生女子と話をする機会がありました。彼女は僕がヲタであることは知りませんが、僕がモーニング娘。のライトなファン、あるいは教養の一部として(笑)J-POPやアイドル等に他の大人よりもちょっと詳しくて、モーニング娘。のメンバーは全員知っている、という認識は持っています。
そんな彼女が唐突に僕に尋ねました。


「おとといモー娘。のコンサートあった?」


「ああ、あったよ。」
と僕は答えました。即答するのもどうかなと思ったんですが(苦笑)。


「遭遇したんだ、コンサート帰りの人たちに。」
ちょっとドキっとしました。ヤバッ、見られたか?


「オタクな感じの人たちだった。アキバ系って感じ?、吉澤の写真たくさんぶら下げてた。」
どうやら僕のことでも僕と一緒にいた人たちのことでもありませんでした。


「電車の中でポストカードとか写真とか見てた。」
僕はあくまで一般人を装って受け応えをしました。
「確かにそういう人たちが電車の中でそういうことしてたら目立つよなあ。」


ハロプロのTシャツカッコいいよね。漫画みたいになってるやつ。」


え、ハロプロ?、一般人の語彙に「ハロプロ」って入ってるんでしょうか。しかも「いいよね」って、まるで僕がそのTシャツを知っているという前提で同意を求めるような言い方も気になります。


「そうそう、この前ねえ、写真集買ったんだ。」
「え、何の?」
ゴマキの、一番新しいやつ、プリズム。古本屋で1800円だった。」


どうやら只者ではありません。「ゴマキ」と言ってしまうところはまだまだ一般人ですが、「一番新しいやつ」と言うってことは、それ以前の写真集も知っているのかもしれません。
それにしても気になります。コンサートがあったこと、グッズTシャツのこと、写真集のこと、僕が全てを知っているかのように話をしてきます。


ゴマキかわいいよね。」
「ああ、かわいいねえ。」


冷静かつあまり関心がない風を装って答えましたが、ハロプロのメンバーが好きで写真集を買うような中高生女子の存在は嬉しいものです。


「あとさあ、亀井ちゃん、かわいいよね!」
「おお!確かにかわいいよな!」


思わず返答に力が入ってしまいました(笑)。ここで会話は終わったんですが、亀井さんの名前が出てきたことで、さらに疑念が深まります。
ひとつは、彼女はかなりモーニング娘。に精通しているのではないかということ。一般人のレベルなら、なかなか亀井さんは出てこないのではないでしょうか。
もうひとつは、彼女は僕がヲタで、亀井さんに萌え萌えの日記を書いていることを知っていて、それで亀井さんの名前を出したのではないかということ。「私はあなたの正体を知ってますよ」みたいな。
だとしたら、それはそれで面白いんですけで、ちょっとドキドキしますねえ。