あややを思う

ミスをすること自体はいいんです。クラシックのコンサートだったらまずいでしょうけど、ミスも味わいのうちです。僕はあややの歌詞飛ばし、楽しみにしています(笑)。あややの「あ、やっちゃった!」っていう表情、可愛いですし。しかし、それはハプニングとして楽しいのであって、その場のノリと勢いとはいえ「言っとくけど、私また間違えるよ!」と開き直られては(それも可愛いんですけど)、それはもうハプニングとは言えないのではないかと。そのあたりが僕が引っかかりを感じた点でした。
しかし、次の日あややは頑張りました。昼も夜も歌詞を飛ばしませんでした。歌手として当然のことだろ、と思う人もいるでしょうが、適度な歌詞飛ばしはあややの芸風なんです。それでもあややは歌詞を飛ばさなかった。そこに僕は、あややの歌手としてのプライドを見た気がしました。1回くらい飛ばしてもよかったのに(笑)。
つづく。